††再会††
コクピットにいたザフト兵はキラの服装を見て、ギョッとしていたが、さすがというべきか、いち早くタリアが立ち直って返事をした。
キラの隣ではアスランは苦笑している。
キラはどこか居心地悪そうにしながらも、伝言を口にした。
「今回は偶然居合わせたために、貴方方と共に戦う形になりましたが、僕達はあくまで中立。アークエンジェルはザフトにも地球軍にも組しません。
一応アークエンジェルはオーブに判別コードのある艦ですが、今後一切それは忘れてください。
僕たちはオーブと道を違えました。今はアークエンジェルと言う名の、ただの戦艦です。」
「貴方たち、政治犯になってまで何故?」」
タリアが問う。
周りは目を白黒させて、キラの言っていることを整理しようとしているようだった。
もちろん、冷静に対応しているタリアも、キラたちをどう扱っていいのか迷っている。
「ただ、逃げたくなかっただけです。
諦めたくなかっただけです。」
キラはにっこりと笑った。
そうすると、服装も手伝って随分と華やかに映る。
そうして真剣な顔になったキラはタリアたちの動揺を察して、強く言った。
「僕達は貴方たちの味方ではない。
けれど、敵でもないんです。今は___」
「キラ・・・・・・」
アスランが隣でキラを心配そうに見ていた。
けれど、アスランには艦長と同じ権限が与えられているので、ここでキラに不利な判断をされても、アスランンは反抗できるのだ。
だが、キラにはアスランがパイロットスーツにつけた印の意味はわからない。
キラはアスランに大丈夫、というように微笑んだ。
「・・・・・・ミネルバも僕達と同じようにしろ、とは言いません。
けれど、ここで会ったのも何かの縁です。僕達の言葉に少しでも耳を傾けてください。
地球軍のかなり強引な開戦だとは心得ていますが、これから先、今は積極的自衛権として戦っているプラントがどう変わっていくかわからない。
だから、考えてください。お願いします。
僕達はどうして、戦っているのか。一体誰と戦わなければならないのか。
敵側としている人たちもまた、僕達と同じように悲しんで苦しんで生きている。
殺されたから殺して、殺されたから殺し返して、それでは本当に最後の独りまでこの宇宙で戦い続けなければならない。憎しみの連鎖は途切れないんでしょうか。
僕達もまだ答えを見つける途中で、偉そうなことは言えないんですけど、でも、このまま何もせずに黙ってみていることなんてできない。
前回の悲惨な戦争をもう、繰り返したくないんです。」
最後にキラはちらりと青年らしさを見せて笑った。
タリアはそれに笑み返して、今言われたことを反芻してみた。
キラは真っ直ぐとタリアを見たまま動かない。
アスランといえば眉根には皺が刻み込まれた。苦しそうにその口が言葉を紡ぐ。
「でも、キラ・・・・・・お前はまた苦しむことになるぞ・・・・・・」
「・・・・・・でも、プラント側について相手が殺されていくのを見たり、地球側について君の友達を殺すよりはずっといいよ。前みたいに・・・・・・巻き込まれて、何もわからないまま戦うよりずっといい・・・・・・」
「キラ・・・・・・」
名を呼んだアスランと目を合わせたキラの口元に少し自嘲的な笑みが浮かんだ。
アーサーは首をかしげていたが、タリアはその会話だけで何かを察したようだった。
(もしかして・・・・・・この子はストライクの・・・・・・?でも、まさか。パイロットは死んだと・・・・・・
死体は見つからなかったけれど、爆発でおそらくちりぢりになったと・・・・・・まさか____)
「・・・・・アスラン、別のところで話そう。
艦長さん、伝言は以上です。」
別れの挨拶を簡単に済ますと、キラは控えめに笑んで、コクピットから出た。
それをアスランは慌てて追う。
後には奇妙な雰囲気のコクピットが残された。
「カガリ・ユラ・アスハに兄弟なんていたのね。
でも、なんかアスハ代表よりも親しそう・・・・・」
ルナマリアとシン、それにレイはあの後パイロット専用室の隅でぼそぼそと話していた。
シンはまだ考え込むように俯いている。
と、そこへ外から声が聞こえてきた。
「アスラン!」
「キラ、ちょっと待て。廊下じゃなくてここで話そう。」
ルナマリアはその声を聞いて、他の二人を部屋の隅の窪みへと押し込み、自分もそこへ身を滑らせた。
「おい、どうして隠れなきゃ・・・・・・」
「シッ!黙って!」
ルナマリアはシンの口を手で塞いだ。
レイは憮然とした表情で抗議の目をルナマリアに向けた。
しかし、ルナマリアはそんな二人を尻目に、入ってくるアスランとキラをじ、と見詰めた。
ルナマリアとしてはアスランと親しげなキラが気になる、というところだろう。
キラは入ってすぐに後ろにいるアスランを振り返った。
「アスラン・・・・・・ここはザフトだよ?
いくら権限を君が持ったといっても、それはザフトの中でだ。
中立ではないんだよ?君は何を主張してもザフトであり、プラントの軍人なんだ。」
「キラ・・・・・・だが、俺は・・・・・・」
怒りを押し殺したように静かに言うキラにアスランは気まずそうに視線を下にずらした。
キラの柳眉はすっかりきりりと上がってしまっている。
怒りが理性に勝ったのか、キラはそんなアスランの胸倉を掴み、いきなりアスランを殴った。
そうして再び胸倉を掴むと至近距離で睨んで言う。
「僕が君に言いたいのはそれだけじゃない!
____どうしてカガリを放っておいたの?!
プラントへ議長に会いに行くのは、それは、アスランだってプラントが気になるからわかるけど・・・・・・
どうして、カガリの側へ行ってあげなかったの?せめて連絡でもあげれば良かったのに。
プラントでいくらでも情報を手に入れることは出来たでしょう?
どうして、指輪を渡しておきながら、カガリを不安にさせるの?!アスラン!」
そんなキラの叫びにアスランは先ほどからきりきりと痛む胸を掴んだ。
殴られた頬よりも、胸の方がずっと痛い。
どうして、自分がキラに、そう、キラにそんなことを言われなければならない?
他の誰かならば目を逸らしただけで終わっただろう。
けれど、それを言ったのがキラだったために、アスランは頭に血が上った。
「わかってないのはお前のほうだ!」
「な・・・・・・に・・・・・・?」
アスランが突然叫んだので、キラはそれにたじろいで、胸倉の手を離した。
だが、次の瞬間その手はアスランによって掴まれ、ドアに押し付けられた。
キラの両手はアスランの片手によってキラの頭上にまとめて縫い付けられている。
アスランがその緑色の瞳をこれ以上ないほどに燃え上がらせて言う。
「わかっているんだろう?!俺が____っ俺がっっ本当に___っっ」
好きなのはお前なんだ、キラ。
カガリには好意は確かに女性の中で一番持っているけれど、恋人として選んだのはやはりキラに多少なりとも似ていたせいだ。
キラがラクスと恋人になって、気づいてしまった。____遅すぎた。
カガリは好きだけれど、それは家族のようなものだと気付いたのはいつだろう。
すべてが遅すぎた。
キラへの好意がこんなに深いものだとは自分でも自覚していなかったのだ。
キラはその紫の瞳を揺らした。
その瞳はアスランの気持ちを知っていて、誤魔化しているようにも見えた。
「わから・・・・・ないよ・・・・・アスラン・・・・・・」
「嘘だっ俺は___っお前をっっ」
その次の言葉がどうしてもいえない。
言った瞬間にすべてが壊れてしまう。
「なんか、修羅場?」
ルナマリアがぼそぼそとシンに囁いた。
最初ルナマリア以外は興味なさそうに見ていたのだが、あまりに白熱した言い合いに残りの二人もついつい目が奪われてしまった。
「というか、もしかしてあの人が好きなのってカガリ・ユラ・アスハじゃなくて・・・・・・」
だが、まだ三人は気付いていない。
キラが男だと言うことには。
「僕」という一人称も、大して気にはならないようだった。
「くそっ」
アスランは最後の一言が言えない自分を詰った。
伝わらないもどかしさに焦れて、アスランは己の唇をキラのそれへと重ねる。
この熱さだけでも相手に伝わらないものかと。
「アスっ__んぅっ・・・ん」
アスランの舌はキラの口内をかき混ざした後に、キラのそれを絡めとって合わせる。
唾液が絡まりあって、早くも淫猥な音を奏で始めた。
飲み込みきれない唾液がキラの口端から零れる。
それでもアスランはその激しい口付けをやめようとしなかった。
「ふぅっんんっ__んっぁっ」
キラはあまりの激しさに身体を震わせる。ドアにもたれかからないと立っていられないほどだ。
そんなキラの状況を見て、やっとアスランが口を離した。
散々吸われたキラの唇は充血し、赤く濡れている。
再びそこに口付けたい衝動に駆られたが、今度は耳に舌を這わせ、片手をキラの喉から胸へと這わせた。
胸に入っていたパットを除き、胸の突起を直接つまむと、キラがびくりと跳ねるのがわかった。
「アス・・・・・・ラ・・・・・・」
ぴちゃぴちゃと耳元に響く音がキスで燻らせた中の熱を煽るようだ。
ちゅ、とアスランが耳元におまけというようにキスをした後、アスランの舌はそのまま首筋にキスマークをつけながら下がっていく。
キラの両手を縛めていた手を離し、片手でキラの腰を支え、もう片手でキラの中心を優しく触った。
「あっやぁっ・・・・・・アスラっっ」
「もう固くなってる、キラのココ。」
そう言いながら、アスランはキラの中心を弄ぶ。
「男?!」
シンは声に出ない叫びをあげた。
その視線は露わになったキラの胸に向けられている。
「いや、だが、貧乳ということも・・・・・・」
レイは動揺しているのか、普段冷静な口調が今はたどたどしい。
ルナマリアはもはや何も言えずに、かと言って目を逸らすこともできずにいた。
「アスラ・・・・・・ン・・・・・・もう・・・・・・」
「ん?」
アスランはしつこいくらいにキラの首筋にキスマークをきつくいくつも付けていた。
キラの足ががくがくと震えているのを見て、アスランはにやりと笑うと、腰を支えていた手で今度はキラの片足の膝裏を持ち上げた。
その間に唇は胸の突起へと移動し、舌で押し潰したり転がしたりしている。
「んぁあっやっもっ____っはぁっ」
「いいよ。一度イっても。」
そう言って、アスランは下着越しではなく、直接キラの中心に触れて、扱く。
びくん、とキラの身体が跳ね上がると、アスランの手には欲望の証がぶちまかれた。
アスランはそれを満足そうに口に運び、舐めると、ぐちゃぐちゃになったキラの下着を片足だけ脱がせた。
それからその手を今度はキラの奥へとしのばせ、蕾に侵入する。
だが、そこは指を一本入れただけでも大層な抵抗感があった。
「キラ、舐めて」
アスランはキラの口に己の指二本を咥えさせた。
快楽に朦朧としているキラは特に考えもせずに言われた通りに舐める。
ぴちゃぴちゃとキラがアスランの指を舐める音が部屋に響いた。
アスランはその間にキラの中心に触れ、露わになったそこをゆっくりと握る。
「んっアス・・・・・・ラン・・・・・・・んっふぅ」
震える手でアスランの片方の肩を握り、キラは今にも崩れそうになる身体を支える。
握ったそれをアスランが上下に扱くと、キラはびくびくと跳ねた。
その反動でキラの歯がアスランの指を噛んでしまい、アスランは指をキラの口から出した。
唾液に濡れたアスランの指は少し血が滲んでいた。
「あ・・・・・ごめ・・・・・・」
指を見てキラが謝ると、アスランは艶めかしく笑ってキラにキスを仕掛けた。
その間に濡れた指をキラの奥へと埋め込む。
二本をいきなり入れられて、キラの瞳が大きく見開いた。
「んんっんぁっ__あぅっ」
ぐいぐいと遠慮なく入り込む指に思わずずり上がりそうになる身体をアスランは押し付けて、指が入れるところまで入れる。それから解すように二本の指を使って中を広げるように擦る。
先ほど出したばかりのキラの中心が再び立ち上がり、先端からとろとろと蜜を零す。
その蜜が後孔まで届き、アスランの指の動きを助けた。
指を三本まで増やしたころには、キラのものは限界まで反り返っていた。
「アスラ・・・・・・もっ・・・・・・やっ」
「ん?」
「指・・・・・・じゃ、なくて・・・・・・」
「何が欲しいの?キラ?」
アスランは優しくキラの耳元で囁いてやる。
その耳にかかる吐息でさえも今のキラは反応してしまう。
それを知ってのアスランの行動にキラは間近にある端正な顔をき、と睨みつけた。
だが、潤んだ瞳と上気した頬で睨まれても、効果はなく、むしろ逆効果である。
長めの前髪から覗く紫電の瞳は息を呑むほどに美しい。
いますぐにでもキラと1つになりたいアスランはその衝動を押さえ込むのに苦労した。
「キラ、言って・・・・・・」
もはや欲望を押さえきれずにアスランはキラに腰を押し付けた。
明らかに欲望で掠れた声で囁かれ、布越しにアスランの欲望を押し付けられて、キラももう限界だった。
凛々しく切れ長の瞳を間近で見ると、その鮮やかさにくらくらする。
「アスラン・・・・・・」
名を呼んで強請るようにキスをすれば、熱いものが入ってくるのがわかった。
そのまま互いに貪るようにキスをしながら、アスランのものはじわじわとキラを侵略していく。
キラの腰が無意識に揺れ、アスランの動きを手伝った。
二人の唇が離れると、名残惜しむ気持ちを表すかのように間で銀糸が二人の唇を繋いだ。
「ほら、全部入った。」
「・・・・・・言わなくてもわかるよ、アスラン」
中に入っているものの大きさも熱も感じているキラは耳まで真っ赤になってそう言う。
それにアスランは艶めかしく笑うと、すでに知っているキラのイイトコロを重点的に攻めた。
「んっんぁあっあっあっっ」
淫猥な音と同時にキラの淫蕩な喘ぎが部屋を占めた。
「・・・・・・」
もはや隠れた三人は何も言えずにいた。
シンは真っ赤になって口を覆っている。しかし、目は逸らせないようだった。
レイはレイで必死に目は逸らしていたが、その分だけ耳にいやらしい音が聞こえてくるので片耳を押さえた。だが、それでも聞こえてきて、レイもこころなしか頬が赤い。
ルナマリアも耳まで真っ赤になっていたが、その目はしっかりと二人を捕えていた。
荒い息が互いの鼓膜を刺激していた。
しばらくして、アスランがぽつりと呟いた。けれど、それだけで密着しているキラには充分聞こえた。
「ごめん・・・・・・」
「ううん。僕も、ごめん。
また君と撃ちあうことになるんじゃないかって・・・・・・不安だったんだ。
ごめん。君が悩んでいたこと知っていたのに、見てることしかできなかった。
ごめんね・・・・・・」
キラはアスランがこんな暴挙に出たのは自分が責めたせいだと思っている。
そんなキラをアスランは唇を噛みしめて見るしかできない。
本当は違うのだと、言いたい。
あの行為にはもっと違う意味があったんだ。
本当は、俺は・・・・・・
「キラ・・・・・・」
その後、何かをいう気配がしたが、その後には何も続かない。
アスランは眉根をひそめた後にキラから離れた。
そうしてキラの全身を見て、苦笑する。
ウェディングドレスはあちこち互いの残滓が飛び散ったり、ぐちゃぐちゃにしわになったりして、このままではとても帰れそうにない。
キラをソファへと移動させて、ウェディングドレスを脱がせる。キラはもはや精魂尽きたようでアスランのさせるようにさせていた。
その後に自分も身繕いをして、
「キラ、後でパイロットスーツ持ってくるから。」
アスランがそう言うと、キラがぼんやりとした瞳を向けて、何事かを呟いた。
聞き取れずにアスランは屈んだ。
「何?」
「・・・・・・フリーダムのところに、あるから・・・・・・自分のスーツ。持ってきたから・・・・・・」
「ああ。分かった。持ってくる。これを洗う前に持ってきた方がいいかな。」
そう言うと、アスランは部屋を出た。出る際にロックをするのを忘れない。
それを見届けた後、物陰に隠れていた三人は互いに顔をあわせた。
「どうする?」
「出たいけど・・・・・・ロックされてるし、一人残ってるし。」
「だいたいルナマリアが隠れろなんていうから!あのとき出てれば良かったのにさ〜」
「何よ!あんただって途中、見入ってたくせに!」
「なっ見入ってなんかっ」
「おい、やめろ。」
ひそひそと話しているが、あまり話すと静かになった部屋に響かないとも限らない。
レイはため息を吐いてルナマリアとシンの言い合いを諌める。
それでもシンとルナマリアは睨みあっている。
そのときちょうどアスランが帰ってきた。急いできたようでまだ荒い息を吐いている。
手にはオーブのパイロットスーツを持っていた。
キラにそれを渡して何事かを言うと、アスランはウェディングドレスを持ってシンたちの方へ歩いてきた。
「げっ」
シンたちはもっと奥へと入ろうとするが、三人で狭い上にもう横幅の奥は無い。
押し合いへし合いしていると、すぐそこにアスランがいた。どうやらシンたちの縦幅の奥にある洗面台でウェディングドレスを洗う為に来たようだ。
三人を見て、アスランは驚いたように目を丸くしたが、まるで何事もなかったかのようにウェディングドレスを洗い出した。
水音が部屋に響く。
じゃばじゃばと手洗いをしている音が聞こえ続けている中、シンたちだけに聞こえるようにアスランがしゃべった。水音が邪魔でキラの方までその声は聞こえない。
「最初から見ていたのか・・・・・・」
それは問いというよりは確信に近い呟きのようなものだ。
三人はどう反応していいかわからずに固まっている。
しばらくして水音が止み、どうやら一通り洗い終わったらしい。
アスランが水をたっぷり含んだそれを絞り、パンパン、と皺を伸ばしながら水気を取っているのが見えた。
中々手際がいい。
それからキラの方へ戻ろうとして、シン達を通り過ぎる際ににやりとシン達に向かって笑った。
「誰にも言うなよ。特にキラは恥ずかしがるから_____」
妙に男くさい笑顔でそう言った後、今度はがらりと口調を変え、低い声で言った。
「それと、もし、キラに手を出したら_____命の保障はない。」
特に最後のセリフは口元が綺麗に弧を描いているのに、目は全く笑っていず、それどころか殺気すらも帯びていた。
ぴたりと喉元にナイフを突きつけられたようなひんやりとした空気が一瞬流れる。
すぅ、と細められた碧瞳は妖しく、底が見えない。
戦場よりも生々しい殺気に晒され、シンたちは明らかに怯える。
それを見て、ふ、とアスランの瞳が逸らされると、シンたちは一気に圧迫感から解放された。
ルナマリアがシンの隣で少し震えている。
アスランはそれから普通通りに少し顔を緩ませながらキラの元へと戻った。
「キラ、大丈夫か?」
「ん、なんとか。あ、ありがと。」
キラににこやかに手に持っていたものを渡すアスランに先ほどの面影は全く見られない。
それどころか顔がいつもよりもかなり上機嫌で振りまく笑顔も柔らかい。
だが、シンたちは密かにこの人だけは怒らすまい、と胸に刻みつけていた。
05.2.6
あとがき
とりあえずここで切ります。だらだらと続きそうなので、後はおまけということで。
アスラン黒黒。シンたちの目撃。もう、めっちゃここらは趣味ですわ。(笑)
読んでくださった皆様ありがとうございました。感想等あればBBSでもメールでもウェブ拍手でもなんでも一言でもいただけると嬉しいです。それでは。
→おまけ