朝
カーテンの隙間から差し込む朝日、可愛らしい鳥の声。なんと も清々しい朝だ…
(…??)
朝を向かえたツナはあまりの静かさに目を覚ます。普通は2度寝するところだが、彼にとっては不安極まりないのだ。
(あぁ、こんな気持ちになる自分が悲しい…)
ツナは恐る恐る起き上がる。
ガァン!!
「…ったぁ。」
上半身を起こしたところで頭を殴打されたのだ。あまりの勢いに 再びベッドに倒れ込む。犯人はあいつしかいない。
「リボーン!なんでいきなり叩くんだよ!」
「ボスたるものどんな時でも油断禁物だ。」
リバース1tを手にリボーンが微笑む(?)
「ちなみに死ぬ気弾使用時以外に使うと今までの記憶が全て夢になる。」
「えぇ!じゃぁ。…」
「なわけないだろ。」
「だよな…はは。」
頭をなでながらもう一度起き上がろうとすると、
「リボーン覚悟ぉ!」
ランボさん登場。手榴弾片手にどこからともなく飛込んできた。
そして例のごとく撥ね除けられる。
「くぴゃぁ!!」
そして例のごとくツナの方へ…
「ちょっと待った!って、どうしていつも都合よくこっち来るんだよ!」
どがぁん!!
その叫びは爆音で消されてしまった。
「これくらい回避できなきゃ、お陀仏だぞ。」
「聞こえてたの?!ってか『お陀仏』って日本語よく知ってたね。」
げほっと咳をしながらツナは今度こそ起き上がる。
「って何してんの?!」
全身に手榴弾をくくりつけたランボがツナの足にしがみついているのだ。とうとう捨て身の攻撃に出たらしい。
「ガハハ、余裕ぶっていられるのも今のうちだぁ。これからリボーンに飛込んでこうやってこう…」
「ちょっ、わかったから離せぇ!」
ドン!!
銃声が1つ…朝っぱらから物凄い爆音が町内を揺さぶった…ツ ナがゆっくり目を開けると、リボーンがロケット弾を大事そうに しまっているところだった。
「格下は相手にしないんじゃなかったっけ?」
「あんなところで使われたら、俺にも少しは影響があっただろうからな。」
「ふ〜ん。」
リボーンの微妙な表情の変化をツナは読み取れなかった。