午後3時

普通ならば明るいこの時間帯も 太陽が隠れてしまっては時間すらわからない。

まるで嵐が来る直前の空気のようだ。

そんな天気の中、エドは一人図書館にいた。

電気は点いていても薄暗い部屋の中で本棚の前に座っている。

その周りには長い間そこに居たという証拠にもなるほどの量の本が積まれていた。 

その量は座っているエドの座高を軽く越す。

 

「・・・・・っと、もうこんな時間か・・・」

 

近くにあった時計を見、かなりの時間 読みふけっていた事に気付く。

宿にアルを待たせているのか、手早く周りにあった本を片付け始めた。

 

「・・・・・・・?」

 

だいぶ片付け終わったとき、ふと違和感に気が付いた。

自分以外誰もいないはずの部屋に 人の気配を感じた。 それも至極近くで。

 

「こんにちはv おチビさん」

「・・・・・・な・・・!?」

 

突然背後から声がして振り返ったが、時すでに遅し。

右手を掴まれたと思ったら 今度は本棚に押し付けられた。

「い、って・・・」

強(したた)か頭を打ってエドは顔を歪めた。

誰がこんな事をするのかと思い、思いっきり睨みつけるように相手の顔を見た。

「誰・・・だ、って・・・・・・・お前、あんときの!」

「あれ、おぼえててくれたんだ? 嬉しい〜vv

忘れるはずもない。 第五研究所で蹴りをかまし、気絶させた相手の顔など。

「何しに来やがった・・・」

身長差から仕方のないことだが、エドは上目遣いでエンヴィーを睨んだ。

「何しにって・・・・・遊びに?」

「っな・・・・!」

今更確認するように語尾に?マークをつけて答えてきた。

楽しそうに言うエンヴィーとは反対に、エドは訳が判らないといった感じだ。

「『な』、じゃないでしょ? せっかく遊びに来たんだからもっと喜んでよv

 

喜べと言われて素直に喜べる状況ではないことは一目瞭然だ。

それなのにエンヴィーは楽しそうにエドを見ていた。

「てめぇ・・・!いいから早く離せよっ!」

右手を掴まれた状態だと、何かされたとき抵抗もできない。

エンヴィーの左手を掴み引きはがそうとする・・・が、案の定ピクリともしない。

それどころか引きはがそうとしていた左手の自由も奪われた。右手と一纏めにして頭上で固定される。

(手は封じられても足がある・・・!)

勢いよく機械鎧の左足をエンヴィーに向かって振り上げる。 しかしこれも無駄な足掻きとなってしまった。

蹴りがエンヴィーにあたる前に、逆に腹に蹴りをいれられた。

 

「・・・・っか・・・は・・!」

吐血。 口の中に鉄の味が広がっていく。

「もうあぶないな〜、おチビさんは」

けらけらと笑っているが、目が全く笑っていない。

「・・・あぁ、やっぱり君の血は綺麗だね・・・。 ねぇ、その血を・・・」

――――俺に頂戴?

 

そう言い終わるが早いか、エドの唇に自分のソレを重ねてきた。

「・・・・っ!ん・・・んんぅ・・・・・!」

驚きを隠せないまま頑(かたく)なに歯を食いしばっていると、エンヴィーの舌らしきものが歯をなぞり上げる。

その感覚に鳥肌が立つ。

一向に終わらない行為に、息がだんだんと苦しくなっていく。

「んん・・・・んぅぅ・・・・・・・っは・・・!」

苦しさが限界に近づき、息を吸い込もうと口を開けてしまった。

その途端に入り込んでくるぬるっとした生暖かいもの。

「っ!!ふぅ・・・・・っ・・・は、ぁ・・!」

歯の裏側をなぞられ、唾液を送り込んでくる。

口の奥で小さくなっているエドの舌を絡めとリ、緩く吸い付けば目を一層力強くつぶり小刻みに震え始める。

さすがに息苦しいのか小さく暴れ始めた。

 

名残惜しそうにエンヴィーが唇を離せばエドは支えをなくして本棚に重心を掛けたままへたり込んでしまった。

「どうだった?おチビさんv

視線を合わせるように屈みこんできたエンヴィーを、潤んだ目で睨みつける。 息もまだ整わないまま。

「ふ・・・ざけん、な・・・!」

「よかったでしょ?ここ、少し反応しちゃってるもんね?」

「ぁっ・・・・・!」

エド自身を服の上から触る。

途端に上がる悲鳴。 そのまま触っていると抵抗の色を出し始めた。

「こ、のっ・・・!離せ・・・!」

いまだに力の入らない手で押し退けようとするが、力の差ははっきりしていて。

また先程のように腕を頭上で一纏めにされた。

「やぁ、だ・・・!ぅん・・・っ!」

尚も自身をなぞられるその感覚に頭の機能が麻痺していくのを覚えた。

手が離れてホッとしたのも束の間、今度はカチャカチャとベルトの外れる音がし始めくる。

驚いてそちらの方を見ると、案の定、ズボンを脱がそうとしていた。

「ちょっ・・・!な、なにしてんだよ!」

「ん〜〜・・・いいことvv

「てめっ・・・・!ふざけんな!はなせよっ!!」

足の抵抗さえも押さえつけて、器用にズボンを下着ごと取り払った。

「・・・・・・・っ!!」

突然外気に晒されたソコは、エンヴィーの言ったとおり少し立ち上がっていた。

「ひぃっ・・・・・っふ・・・・はぁぁ!」

直で触ってくる。 確実にポイントを抑えながら。

今度はおもむろに顔をソコに近づけてきたかと思うと、ものすごい感覚がエドを襲った。

「あぁっ・・・ひやっ!や、やだ・・・やぁぁ!」

エンヴィーがエド自身を口に含んだのだ。

初めての強いその感覚にエドは唯首を振り、声を上げて快感をやり過ごすしかできなかった。

 

執拗になめてきたソコも限界を迎え、一層高い喘ぎ声をあげるとエドはイってしまった。

「はっ・・・・はぁ、はぁ、はっ・・・」

「おチビさん、イクの早いね〜v

やっぱ若いからかな、と独り言のように呟けば、エドの耳元に唇を寄せて囁いた。

「今日はここまでにしといてあげる。でも次は最後までやるから、覚悟しておいてね?」

言い終わった瞬間、エンヴィーは姿を消した。

 

あとに残ったエドは、酷い脱力感と疲れに逆らいながら弟のもとへ帰っていった。

雨の中、傘もささずに。

まるで泣いているかのように。

 

 

 

End・・・




―― あとがき ――

駄目文ですね・・・(汗・涙)
等価交換とか言いながら等価じゃないような気がしますがお気になさらずに・・・!

こんなものですがお目を通して頂きありがとうございます!
それではまた機会があるときに・・・。


【感謝の言葉】
駄目文なんてそんなことはありません!エンヴィーの鬼畜に萌えましたvまさに鬼畜エンヴィー参上!エンヴィーの言葉は『遊ぶ』=『弄ぶ』という公式が成り立ちますよねvv(おい)威勢良く抵抗するエドにそれを嬉々として押さえつけるエンヴィーの図がいい感じですvv

BBSの方、見ていただけばわかるのですが、リクの等価交換ということで頂いたものを図々しくもHPに掲載しても・・・?と持ちかけちゃいましたv本当に快くOKして頂いてありがとうございました。
ちょっと表に載せていいのか実は迷いました。でもまぁ・・・最後までいってないのでいいですよね??リクでもここまでしたのがありますし・・・汗。

本当にありがとうございました、秋雪様vv